- 1 学校図書館及び青少年の読書の振興のための活動の普及、啓発
- 本年度は、学校図書館及び青少年の読書の振興のための活動の普及・啓発について、以下の事業を実施する。
- (1)学校図書館担当職員のためのスキルアップ及びリカレント教育の実施
- 学校図書館の機能を充実させるため、現に学校図書館の業務に携わっている司書教諭や学校司書等を対象にした研修会を開催する。
- (2)第13回「学校図書館セミナー」の開催
- 第13回図書館総合展において、学校図書館の今日的な課題を取りあげて研修する。
- (3)学校図書館向き図書の選定及び選定図書への件名付与の実施
- 小・中・高等学校図書館向き図書の選定事業を継続して実施する。また、選定図書への件名付与を実施する。
- (4)読書会の普及
- 学校における読書会の振興、普及を図るために、読書会に関する指導者を養成する講習会を全国5地域で開催する。
- (5)第44回「夏休みの本」(緑陰図書)の選定
- 全国SLA委嘱の特別選定委員会により、夏休みの間にぜひ読んでほしい本を厳選し、「夏休みの本」(緑陰図書)として発表する(小・中・高校向き40点)。
- (6)学校図書館図書整備協会(SLBA)の図書の選定
- SLBA(学校図書館向け図書の共同購入組織)の委嘱を受け、SLBA用図書を選定する。
- (7)第57回青少年読書感想文全国コンクールの実施
- 青少年読書感想文全国コンクール(毎日新聞社と共催)を実施する。
- (8)第23回読書感想画中央コンクールの実施
- 読書感想画中央コンクール(毎日新聞社と共催)を北海道、山口県・九州地区を除く37都府県で実施する。
- (9)学校図書館賞の授賞
- 第41回学校図書館賞(運動、論文、実践の3部門構成)の選考を行い、表彰式を開催する。引き続いて第42回学校図書館賞の募集を行う。
- (10)第13回学校図書館出版賞の授賞
- 学校図書館向き図書の優良な出版企画に対して出版社を表彰する。
- (11)第17回日本絵本賞の授賞
- 「日本絵本賞」、「日本絵本賞読者賞」(毎日新聞社と共催)の授賞を行う。
- (12)第35回「絵本週間」の実施
- 絵本読書の定着を目的とする「絵本週間」を実施する。
- (13)学校図書館アドバイザー(仮称)制度の創設
- 全国SLA学校図書館アドバイザー(仮称)制度を設け、アドバイザーの指導・助言により各地域や各校の学校図書館の活性化を図る。
- (14)全国SLA学校図書館活動推進委員会の活動の展開
- 各県SLAの元役員や学校図書館の研究・運動に実績のある退職教員等で構成する学校図書館活動推進委員会を拡充し、全国SLA及び各県SLAの活動を強化する。
- 2 学校図書館及び青少年の読書に関する調査研究
- 本年度は、学校図書館及び青少年の読書に関する調査研究について、以下の事業を実施する。
- (1)「学校図書館基準」の作成・普及
- 学校図書館の経営・運営、担当者、学校図書館メディア、施設・設備等の標準を定める「学校図書館基準」を作成し、その普及により学校図書館の質的向上と活性化を図る。
- (2)第57回学校読書調査の実施
- 青少年の読書推進や読書環境整備等に資するため、全国から抽出した小・中・高校生約12,000人を対象に、読んだ本の量、読んだ本の題名、読書生活などの実態調査を実施する。(6月・毎日新聞社と共催)
- (3)平成23年度学校図書館調査の実施
- 学校図書館の整備充実を図るため、小・中・高等学校を対象として学校図書館の蔵書、予算、職員、運営等の実態調査を実施する。(6月・全国の小・中・高等学校から3%を無作為抽出)。
- (4)市区町村における学校図書館図書整備費予算化の実態調査の実施
- 全国の市区町村教育委員会に対して、平成23年度の学校図書館図書整備費200億円を予算化するよう要請するとともに、各自治体に対する予算化状況のアンケートを実施する。(学校図書館整備推進会議と共催)
- (5)地区学校図書館研究大会の開催
- 隔年で開催している地区学校図書館研究大会を次の9地区で実施する。
第39回 北海道学校図書館研究大会(9月9日・10日 音更町)
第35回 東北地区学校図書館研究大会(10月27日・28日 福島市)
第31回 関東地区学校図書館研究大会(8月4日・5日 川崎市)
第26回 北信越地区学校図書館研究大会(8月18日・19日 三条市)
第35回 東海地区学校図書館研究大会(8月4日・5日 大垣市)
第42回 近畿学校図書館研究大会(8月4日・5日 守山市)
第27回 中国地区学校図書館研究大会(11月10日・11日 東広島市・呉市)
第25回 四国地区学校図書館研究大会(10月27日・28日 宇多津町)
第35回 九州地区学校図書館研究大会(8月11日・12日 久留米市)
- (6)第17回学校図書館夏期セミナーの開催
- 第38回全国学校図書館研究大会(鳥取大会)を開催する米子市において、8月4日・5日に学校図書館夏期セミナーを開催。全国大会に向けて研究を深め、気運を高めていく。
- (7)学校図書館関係科目担当大学教員研究会の開催
- 大学において学校図書館関係科目及び司書教諭講習を担当する大学教員を対象に9月15日(木)・16日(金)に学校図書館センターにおいて研究会を開催する。
- (8)国内学校図書館研究視察の実施
- 8月9日・10日に、京都・大阪地区周辺の優良な学校図書館を視察する国内学校図書館研究視察を開催する。
- (9)海外学校図書館研究視察の実施
- 平成24年1月2日(月)から8日(日)にフランス及び近隣国の学校図書館を視察する海外学校図書館研究視察を実施する。
- 3 各都道府県学校図書館研究団体の活動の推進
- 本年度は、各都道府県学校図書館研究団体(以下、「各県SLA」という)の活動の推進について、以下の事業を実施する。
- (1)各県SLA事務局長会議の開催
- 全国SLAの事業、組織、活動について連絡調整を図るため各県SLA事務局長会議を開催する。
- (2)全国SLAと各県SLAとの研修会等の実施
- 各県の学校図書館整備を進め、司書教諭、学校司書の専門性を高めるために、各県SLAと共催で研修会、スキルアップ講座等を開催する。
- (3)機関誌『学校図書館』及び『学校図書館速報版』の活用と普及
- 学校図書館に関する研究を深めるため、学校図書館活動推進委員や各県SLAの協力を得て、機関誌『学校図書館』及び『学校図書館速報版』の活用と普及活動を行う。
- (4)各県SLAホームページの作成
- 各県SLAの情報提供、研究会・研修会の募集など各県SLA組織内の連絡等に利用するために、全国SLAのホームページ上に各県SLAのホームページを開設する。
- (5)『各県交換情報』の作成と活用
- 各県SLAの組織や活動等について『各県交換情報』を作成してホームページに掲載し、その活用を図る。
- (6)各県SLA組織訪問の実施
- 全国SLAと各県SLAの連携を強化するため、全国SLAの役員等が各県SLAを訪問し、組織運営や研究活動等について情報交換を行う。
- (7)全国SLA研究協力員の委嘱
- 全国SLAが行う研究活動に加わり、また研究成果の普及を行う「全国SLA研究協力員」に各県SLAから研究、実践に熱心な教職員の推薦を受け、委嘱する。
- (8)各県SLAへの研究助成
- 各県SLAの研究活動を支援するために研究助成を行う。
- 4 学校図書館及び青少年の読書に関する出版物の刊行
- 本年度は、学校図書館及び青少年の読書に関する出版物の刊行について、以下の図書及び雑誌を出版する。
- (1)機関誌『学校図書館』及び『学校図書館速報版』の刊行
- 機関誌『学校図書館』及び『学校図書館速報版』を刊行する。『学校図書館』は、学校図書館や青少年の読書に関する実践や研究論文等を掲載。『学校図書館速報版』は、学校図書館や読書に関する最新ニュース、学校図書館メディアに関する情報等を掲載する。
- (2)写真ニュース『としょかん通信』の刊行
- 学校図書館や読書に関する情報及び学校図書館の利用に役立つ情報を掲示用写真ニュースとして、月刊『としょかん通信』(小学生版・中高校生版の2種)を刊行する。
- (3)『学校図書館必携』(仮称)の刊行
- 学校図書館担当者に必要な資料をコンパクトにまとめた『学校図書館必携』を刊行する。
- (4)『学校図書館基本図書目録2012年版』の刊行
- 小・中・高等学校の図書館に基本的に備えたい図書を選定し、『学校図書館基本図書目録』として刊行する。
- (5)『新しい教育をつくる司書教諭のしごとシリーズ』の刊行
- 司書教諭になった方のための、また学校図書館の活動をより深めたいと思っている方のための実務シリーズを刊行する。
- (6)『集団読書テキスト』の改訂と新刊の刊行
- 読書会や朝の一斉読書等のためのテキストとして『集団読書テキスト』を小学校向き2点、中・高向き2点を刊行する。現在、小学校向き36点、中・高校向き57点。
- (7)『学校図書館入門シリーズ』の刊行
- 学校図書館の基本的な仕事の意義や具体的な手順を解説したシリーズ。既刊15点に続けて新刊を刊行する。
- (8)『西欧学校図書館研究視察報告』(仮題)の刊行
- 先進諸国の学校図書館実践事例を広く普及するため、全国SLAが1月に実施する西欧学校図書館視察の報告書を刊行する。
- 5 その他この法人の目的を達成するために必要な事業
- 本年度は、その他この法人の目的を達成するために必要な事業として、以下の事業を実施する。
- (1)学校図書館講演会の開催
- 特別会員を招き、教育や学校図書館、情報メディアなどに関する講演会を開催する。
- (2)2016年の学校図書館国際大会の準備
- 2016年開催予定の学校図書館国際大会の準備を進めるための準備委員会を設ける。
- (3)公益社団法人への移行
- 公益法人制度の変更により、新たな公益社団法人化に向けて、申請を行う。
- (4)学校図書館研究資料室の整備充実
- 学校図書館に関する基本的な資料の整備充実を図る。