文部科学省、2015年度概算要求を発表

 2014年9月、文部科学省は2015年度の概算要求を発表した。
 2014年6月27日に公布された、「学校図書館法の一部を改正する法律」基づき、新規事業として「司書教諭及び学校司書の資質の向上等を通じた学校図書館改革」、概算要求額66,880千円を計上しました。
 目的として、「学校図書館が確かな学力や豊かな人間性の育成において果たす重要な役割や、学校図書館法の一部を改正する法律等を踏まえ、司書教諭と学校司書が連携した学校図書館の活用や学校司書の資質向上等を図る」ことであり。1.学校司書の資格や養成の在り方等に係る調査研究事業、2.学校図書館活用促進のための学校司書等の資質能力向上事業、3.司書教諭養成講習、の3つからなっている。
 また、「教員の「質」と「数」の一体的強化」のための予算(2015年度要求・要望額1,530,491百万円)の内容にあたる「教職員定数の改善」の中の「チーム学校の推進」として「学校司書、ICT専門職員等の充実」150人が挙げられている。
 さらに、「子どもの読書活動の推進」についての概算要求額は、46,849千円(前年度同額)が計上されています。このうち、「読書コミュニティ拠点形成支援」として29,828千円(前年度同額)が計上されています。

平成27年度文部科学省概算要求等の発表資料一覧

子どもの読書活動推進に関する予算

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