図書の選定事業

よい絵本

 全国学校図書館協議会は、1968年に絵本委員会を常設し、幼児から成人までを対象として、絵本の研究に取り組むことになりました。委員会には、保育所・幼稚園・公共図書館・絵本研究者・小中高大学の関係者に委員を委嘱し、毎月1~2回会議を開き、新刊本を中心に検討を行っています。1972年には、絵本を評価するうえでの観点として「全国学校図書館協議会絵本選定基準」を制定しました。
 この研究の成果をカラー解説目録としてまとめ、1977年に第1回「よい絵本」として100点の書目を決定し発表しました。以降毎年、絶版・再販予定なしの絵本を除外し、新たに選ばれた絵本を加えて発表し、カラー解説目録を毎年刊行してきました。1993年第17回からは隔年の発行となっています。
また、2012年選定の「第26回」からは、「よい絵本」の一層の普及を図るためカラー目録に代わり、Web上での発表へと移行しました。

「よい絵本」Webサイトは以下のバナーよりご覧ください
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