「学校図書館メディア基準」を改訂しました
全国学校図書館協議会（全国SLA）の学校図書館メディア基準は、教育課程の展開に寄与し、児童又は生徒の健全な教養を育成することを目的とする学校図書館に必要な、印刷メディア、視聴覚メディア、電子メディア等、学校図書館メディアの最低基準を定めたものとして、2000年3月21日に制定されました。
制定後20年の節目にあたり、全国SLAはこの基準の改訂を進めていましたが、2021年4月1日に改訂版を公表いたしました。
改訂にあたっては、全国SLAの専門部会で改訂案を作成し、2020年1月に募集したパブリックコメントをもとに改訂案の検討を行いました。当初予定では、2020年8月の全国学校図書館研究大会（高松大会）で分科会を設け、内容についての討議を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症流行拡大の影響で大会が中止となったため、専門部会にて最終討議を行いました。
今回の改訂では、学習指導要領に示されたカリキュラム・マネジメントやGIGAスクール構想による電子メディアなどにも対応し、学習活動に活用できる学校図書館の機能を発揮するのに必要な基準を示しています。
▼学校図書館メディア基準
