「あん唱運動の会」(詩を声に出す喜びSOLASIDO)を開始します

 全国SLAは、2020年に創立70周年を迎えました。創立70周年記念事業として、「あん唱運動の会」(詩を声に出す喜びSOLASIDO)を創設し、その活動を開始いたします。
 SOLASIDOは、空(SOLAソラ)で詩(SIシ)を読む活動(DOドう)です。

 近年、子どもの読解力低下が懸念されています。読解力を育む事例として以前から、「ことば・文章」を「声」に出すことの効果が認められてきました。声に出して読むことで脳が活発に働いて理解が深まり、記憶にも強く残ります。
 また、「音読」や「あん唱」により、身体で表現して「躍り上がって喜ぶ」といったわくわく体験は、子どもたちにも大きな楽しみとなります。 特に詩歌は、覚えやすい文字の分量で、言葉のリズムを体感できるので、「音読」や「あん唱」に最適だと捉えています。

 新型コロナウイルス感染症から子どもを守るための休校や分散登校などにより、家庭での学習を通して子どもたちは、本を手にする機会が増えました。読書の楽しみ方として、家族を交えての「音読」や「あん唱」も効果的です。SOLASIDOでは「読書の楽しさと知る喜びを一人でも多くの子どもたちに!」を目指して、活動を展開していきます。

 皆様方のご協力・ご支援をお願い申し上げます。

全国学校図書館協議会創立 70 周年記念事業「あん唱運動の会」創設と活動の展開

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