学校図書館げんきプロジェクト 終了のご報告

 東日本大震災で被害を受けた学校図書館を支援するために2011年12月にスタートした「学校図書館げんきプロジェクト」(主催:活字文化推進会議、公益社団法人全国学校図書館協議会、公益財団法人文字・活字文化推進機構)は、2016年9月に寄付金を用いた図書の寄贈を最後の学校に行い、すべての活動を終了いたしましたのでご報告いたします。
 プロジェクト期間中、皆さまよりお寄せいただいた寄附金は2億2903万7656円にのぼり、その寄附金を用いて、岩手県・宮城県・福島県の小・中・高校・特別支援学校のべ2,028校に図書を寄贈いたしました。詳細については、当サイトの学校図書館げんきプロジェクトページに報告書を掲載しています。
 東日本大震災を受け、東北の復興に少しでもお役にたてればと手探りではじまった本プロジェクトですが、皆様の温かいご支援により、当初の予定を大幅に上回る数の図書を子どもたちにお届けすることができました。また、プロジェクトの趣旨にご賛同いただいた方々のご協力により、図書の寄贈以外の支援も実現しました。ご支援をいただいた皆様、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 東日本大震災から5年が過ぎましたが、学校・子どもたちを取り巻く状況はまだ完全に復興したとは言えません。全国SLAはげんきプロジェクト終了後も、東北の支援のために寄附金を募集しています。
 また、2016年4月に起こった「平成28年熊本地震」被災地の学校図書館を支援する寄附金も、2016年12月31日まで募集中です。
 皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 ▼学校図書館げんきプロジェクト   ▼全国SLAの寄附金事業

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