やってみよう! 学校図書館と給食のコラボ

今日の「給食コラボ」、大好評だったのよ。
チョコパンケーキおいしかった!!

チョコパンケーキがおいしかったのはわかるけど
「給食コラボ」ってなあに?

物語や小説、絵本の中に出てくる料理を、栄養士さんや給食調理員さんと協力して給食の献立に入れてもらって、その本を紹介するという取組みよ。
本の紹介は献立表にも載せてもらい、当日は給食の時間に、図書委員の子たちが本の紹介の放送も行うの。今日は 『チョコレート工場の秘密』(評論社)と「チョコパンケーキ」よ。

本と給食を結びつけるなんてステキ!! 楽しそう
初めて聞いたけど、どこの学校でもやっているの?

給食と読書紹介を組み合わせた取組みは、「図書給食」、「おはなし給食」、「給食図書」、「ものがたりレシピ給食」などの名前で、各地で行われています。
毎月決まった日に決めてやっているところや、読書週間・月間に合わせてやっているところなど、回数もいろいろです。自校給食のところでも、センター方式の給食でも取り組まれています。

子どもたちは給食が大好き。その給食と本とのコラボで、本に興味を持ったり読書へのきっかけになると共に、食への関心のきっかけにもなり、人気が高い取組みです。給食関係の方々も、積極的に協力してくださっているようです。

給食は子どもたちが一番楽しみにしている時間だよ。その給食と本のコラボってとってもいいね。
どんな本とのコラボがあるの?

例えば、『ドリトル先生航海記』(岩波書店)とドリトル先生の好きな「揚げパン」。『ムーミン谷の冬』(講談社)と、ムーミントロールが寒さから元気を取り戻した「温かい魚スープ」。
『謎解きはディナーのあとで』(小学館)からは、「えびとレンズ豆のポテトサラダ」とコラボ。『14ひきのあさごはん』(童心社)と「いちごジャム」...などなど。
献立とコラボして紹介した本は、よく借りられるのよ。

本の世界を思いながら、おいしい給食を食べるなんて最高! ぜひうちの学校でも給食関係の方たちに提案してみたいな。

全校に本と献立の希望アンケートをとったり、当日の放送原稿を考えたり、図書委員がはりきって活動するのもうれしいことよ。

メニュー・献立の作成や変更が難しい場合でも、作成された献立から逆に本を結びつけることもできます。結び付けた献立の日に、放送で本の紹介をすることから始めるのもいいですね。



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