置いてありますか? 年鑑

2021年11月1日作成

年鑑って調べるのに便利だね。
統計以外にも、前の年のできごとやミニ百科なんかも載っていて、パラパラ見ているだけでも楽しいね。

小学校では学習年鑑がよく使われるわね。

年鑑とは、いろいろなことを年ごとに調べて、図や表にまとめてある便利な資料です。
学習年鑑は、様々な分野の統計・データが掲載されている、子ども向けの年鑑です。

日本の地理や産業など統計データが取り上げられる社会科や、4年生で統計資料を読みとき、5年生で自分で調べたデータを分析して説明文を書く国語科、グラフを学習する算数科など、各教科で幅広く活用できます。

ほかにも、ニュース年鑑、スポーツ年鑑、理科年鑑などがあるわよ。
私鉄車両年鑑、旅客機年鑑のように、さまざまな分野の年鑑があるようね。いろいろ見てみたいわ。

興味をもったことを楽しく調べられそうだね。
学校図書館の資料として、どう整備していけばいいのかな?

毎年同じような内容だから、毎年買う必要はないって言う先生もいるらしいわ。
年度がついている資料は雑誌扱いで、図書費に含まないという自治体もあるとか。

児童生徒の調べ活動では統計資料は欠かせないものです。統計データの経年変化を確認したり、その変化の要因を考えてみたりすることも大切なことです。
毎年購入すれば冊数が増え、児童一人ひとりに年鑑を持たせて使い方指導の授業を展開できます。新しいデータを得るために、毎年予算を計上し、学校にはきちんと揃えておきましょう。

また、中学・高校では各種の白書を使うようになります。統計データを読み解くことに慣れさせましょう。

使い方は難しいのかな?

目次や索引の使い方,グラフや図表の見方など、指導の必要な事柄があります。
この「学校図書館サポートのページ」の「資料・情報活用の支援・指導」でも、年鑑の使い方の指導についてまとめてありますのでご覧ください。
ワークシートもついていますので、参考にしてみてください

▼資料・情報活用の支援・指導「年鑑の使い方」
https://www.j-sla.or.jp/sl-support/siryouB6.pdf
▼学習年鑑活用クイズ
https://www.j-sla.or.jp/sl-support/nenkanq.pdf



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