文部科学省 2022年度予算額を発表

 2021年12月23日、2022年度予算政府案が閣議決定され、文部科学省は「令和4年度文部科学省予算(案)」のうち、「読書活動総合推進事業」(新規)について次のように発表しました。

読書活動総合推進事業 52百万円(新規)
【事業内容】「子供の読書活動に関する基本的な計画」等への対応のため、図書館や学校図書館等を活用した読書活動を総合的に推進するための以下の取り組みを行う。

◎図書館・学校図書館等を活用した読書活動の推進(9,569千円)
 「新しい生活様式」や第4次計画などに対応した読書活動や新学習指導要領を踏まえた学校図書館の機能強化や活性化に向けた、新たな読書活動のモデルなどを構築するため、読書活動推進モデル事業を実施する。<委託事業:教育委員会等>
≪取組内容≫
 ①発達段階などに応じた読書活動推進事業<委託先:2箇所(小‣中・高等学校、公立図書館)>
 ②学校図書館図書の購入促進事業<委託先:2箇所(小学校、中学校)>

◎司書教諭講習の実施(22,376千円)
  学校図書館法に基づき、学校図書館の専門的職務を掌る「学校図書館司書教諭」の養成のため、全国の教育機関が講習を実施するための経費を措置する。<委託事業:大学及び教育委員会(47箇所)>

◎「子ども読書の日」(4月23日)の理解促進(4,868千円)
国民の間に広く子供の読書活動について関心と理解を深めるために、「子ども読書の日」(4月23日)を広く周知するとともに、特色ある優れた取組を行っている民間団体等を表彰する。<直轄事業>

◎読書活動の推進等に関する調査研究(15,067千円)
 ①次期子供読書基本計画の策定に向けて、子供の読書活動の実態把握など今後の施策の基礎資料を得るための調査分析等を行う。②図書館資料のメール送信サービスが可能となる著作権法改正への対応等の図書館におけるデジタル化やDXを推進するため、図書館における実務的な課題やその対応方策を策定するための実証的な調査研究を行う。(課題解決型調査研究)<委託事業:2箇所>

詳しくは下記リンク先をご確認ください。
▼文部科学省 令和4年度予算 https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00003.htm
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