読書バリアフリー法が成立しました。

 2019年6月21日、衆議院本会議において「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)が可決・成立し、同28日に公布・施行されました。

 この法律は、視覚障害、発達障害、肢体不自由などの障害によって読書が困難な人々の、読書環境を整備することを目指して作られました。「障害の有無にかかわらず全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現」を目的とし、国や自治体に、視覚障害者等の読書環境を整備する責務を定めています。

 第9条では、公立図書館等と並んで学校図書館でも、視覚障害者等が利用しやすいメディア(点字図書・拡大図書・電子書籍等)の充実と、円滑な利用のための支援が行われるよう、国や自治体が必要な施策を講ずるものとしています。

▼官報 号外第51号(令和元年6月28日)より該当ページ
https://kanpou.npb.go.jp/20190628/20190628g00051/20190628g000510012f.html
https://kanpou.npb.go.jp/20190628/20190628g00051/20190628g000510013f.html

このページのトップへ