被災地学校図書館への図書の寄贈をお考えの方へ

 全国SLAでは現在、岩手・宮城・福島の3県を対象に、各県SLAを通じて図書寄贈希望調査(第二次)を行っております。その中で、個人・団体からの中古本の寄贈を希望するかどうかも学校に質問しております。
 そこでこの結果をもとに、寄贈を希望する学校と図書を寄贈したい方とのマッチングを行いたいと思います。学校への図書の寄贈をお考えの方は、全国SLA震災対応委員会までご連絡ください。全国SLAで学校に連絡を取り、寄贈先をお探ししてご紹介します。なお、被災地では寄贈を希望していることが公表されると全国から寄贈品が集中し、対応に追われて苦慮するおそれがあることから、寄贈を希望する学校名を公表することは行いませんのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
 また、寄贈先のご紹介にあたっては、以下のように寄贈図書・寄贈方法の制限をご承知いただいた上で行いたいと思います。寄贈先の学校の負担を少しでも減らすための処置ですのでご理解ください。また、寄贈先が見つかるまで時間がかかる、または見つからない場合もございますが、予めご了承ください。
※寄贈図書の受付は、2012年1月末日をもって終了とさせていただきます。



【寄贈する図書について】
以下の条件をすべて満たす図書に限ります

  1. 小・中・高等学校図書館向けの図書であること。成人向けの図書、一般向けの実用書類、個人用図書(書き込み式の図書など)、乳児用絵本など、学校にふさわしくない図書や学校図書館に向かない図書は対象としない。詳しくは、当会の図書選定基準をご参照ください。
  2. 変色・汚れ、ページ折れ・破れ、書き込み、図書館の受入印・除籍印、ラベル貼付等がないもの(必ず中身までご確認ください)
  3. 以下の図書
    ≪文学・読み物≫:購入から10年以内の図書
    ≪文学以外の知識の本・学習用図書≫:購入から3年以内の図書
    ≪辞事典類≫:新本もしくは現在刊行されているものと同じ版のもの

【図書の寄贈方法について】

  1. 寄贈する図書の種類、数量、程度(小学校低学年向け、高校生向け等)をできる限り詳しくお知らせください。それを学校側に提示して寄贈先を探します。これから図書を集めるなど、未定の場合はお受けできません。
  2. 送料はご負担ください。
  3. 同じ本を大量に一か所に送ることはおやめください。
  4. 被災地の負担を軽減するため、当会では寄贈先からの礼状、児童生徒からの感謝のメッセージ等は必要ないとお伝えした上で寄贈を行っています。その旨ご了承ください。
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