「学校図書館調査」の結果

 全国学校図書館協議会では、全国の学校図書館関係者の協力によって、1963年より学校図書館調査を毎年続けています。

2018年度学校図書館調査

 2018年度の調査の結果がまとまりました。
 調査する項目には、毎年調べるものと特設したものがあります。「蔵書」「担当職員」「経費」は毎年調べています。今回の調査で特設したものは、「新聞・雑誌」「学校図書館活用」「読書指導年間計画」「図書以外の資料」「学習での学校図書館利用」「障害者差別解消法への対応」です。

  2018年度調査の結果では、2018年度の平均蔵書冊数(1校あたり)は、小学校9,856冊、中学校12,585冊、高等学校25,787冊、2017年度決算の平均図書購入費(1校あたり)は、小学校48.9万円、中学校68.0万円、高等学校73.4万円となっています。
 「学校図書館図書整備等5か年計画」で地方財政措置されている図書予算が、他に流用されないできちんと図書費として予算化されるように、さらに働きかけを強めていく必要があります。

2018年度学校図書館調査概要

調査者:全国学校図書館協議会
調査時期:2018年6月
調査対象:全国の小・中・高校から都道府県ごとに3%無作為抽出
回答校数および回収率:小学校271校(42.8%) 中学校152校(44.7%) 高校100校(57.5%)
調査項目:

  1. 蔵書に関する調査《蔵書冊数/児童生徒一人あたり冊数/購入冊数/廃棄冊数》
  2. 学校図書館担当教職員に関する調査《担当教職員数/司書教諭有資格者数/司書教諭の発令・時間確保/学校司書の有無・雇用形態》
  3. 図書館経費に関する調査《図書館経費/図書購入費/図書以外の資料購入費》
  4. 新聞・雑誌に関する調査《購読数/ジャンル/保存期間/保存終了後の扱い》
  5. 学校図書館活用に関する調査《学校図書館の活用が年間指導計画に位置づけられているか》
  6. 読書指導年間計画に関する調査《読書指導年間計画が作成されているか》
  7. 図書以外の資料に関する調査《CD/DVD・BD/紙芝居/地図・地球儀/模型・剥製/その他の実物資料をどれぐらい保有しているか、また保有にあたってどんな問題があるか》
  8. 教科等の学習での学校図書館の利用に関する調査《学習への利用状況/学校図書館の整備状況/利用への条件》
  9. 「障害者差別解消法」への対応に関する調査《何を実施したか》

 なお、「2018年度学校図書館調査」全項目の結果と分析は機関誌『学校図書館』2018年11月号に掲載していますのでご覧ください。


過去11回の学校図書館調査結果の推移 (2008年度調査 ~ 2018年度調査)

平均蔵書冊数

小学校中学校高等学校
2008年度8,379冊9,808冊24,020冊
2009年度8,318冊10,351冊22,547冊
2010年度8,560冊11,106冊23,689冊
2011年度8,848冊10,912冊24,175冊
2012年度9,404冊11,138冊25,280冊
2013年度9,745冊10,971冊25,400冊
2014年度9,601冊11,874冊25,524冊
2015年度10,252冊11,929冊25,347冊
2016年度10,217冊11,916冊27,561冊
2017年度9,941冊11,985冊25,572冊
2018年度9,856冊12,585冊25,787冊

図書購入費

小学校中学校高等学校
2007年度決算52.9万円66.8万円94.6万円
2008年度決算52.4万円71.9万円79.1万円
2009年度決算52.6万円80.9万円82.5万円
2010年度決算56.3万円72.1万円84.2万円
2011年度決算57.2万円76.7万円91.3万円
2012年度決算54.0万円68.9万円80.9万円
2013年度決算52.7万円73.8万円82.0万円
2014年度決算54.5万円74.3万円86.4万円
2015年度決算49.8万円71.8万円85.4万円
2016年度決算52.6万円67.0万円73.9万円
2017年度決算48.9万円68.0万円73.4万円

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