「学校図書館調査」の結果

 全国学校図書館協議会では、全国の学校図書館関係者の協力によって、1963年より学校図書館調査を毎年続けています。

2020年度学校図書館調査

 2020年度の調査の結果がまとまりました。
 調査する項目には、毎年調べるものと特設したものがあります。「蔵書」「担当職員」「経費」は毎年調べています。今回の調査で特設したものは、「施設」「学校司書の職務」「学校図書館の感染症拡大防止対策」です。

  2020年度調査の結果では、2020年度の平均蔵書冊数(1校あたり)は、小学校9,854冊、中学校11,259冊、高等学校27,734冊、2019年度決算の平均図書購入費(1校あたり)は、小学校47.5万円、中学校57.6万円、高等学校81.3万円となっています。
 「学校図書館図書整備等5か年計画」で地方財政措置されている図書予算が、他に流用されないできちんと図書費として予算化されるように、さらに働きかけを強めていく必要があります。

2020年度学校図書館調査概要

調査者:全国学校図書館協議会
調査時期:2020年9月
調査対象:全国の小・中・高校から都道府県ごとに3%無作為抽出
回答校数および回収率:小学校233校(39.6%) 中学校128校(41.6%) 高校86校(58.9%)
調査項目:

  1. 施設に関する調査《学校図書館の有無/専用か兼用か/広さ/閲覧室のほかにどんな部屋があるか》
  2. 蔵書に関する調査《蔵書冊数/購入冊数/廃棄冊数/新聞・雑誌購読数》
  3. 学校図書館担当教職員に関する調査《担当教職員数/司書教諭有資格者数/司書教諭の発令・時間確保/学校司書の有無・雇用形態》
  4. 図書館経費に関する調査《図書館経費/図書購入費/図書以外の資料購入費》
  5. 学校司書の職務に関する調査《職務が定められているか/司書教諭との連携》
  6. 学校図書館の感染症拡大防止対策に関する調査《どのような基準・ガイドラインを参考にしているか/リスク評価や対策の決定にかかわった人/現在行っている感染拡大防止対策》

 なお、「2020年度学校図書館調査」全項目の結果と分析は機関誌『学校図書館』2021年3月号に掲載していますのでご覧ください。


過去11回の学校図書館調査結果の推移 (2010年度調査 ~ 2020年度調査)

平均蔵書冊数

小学校中学校高等学校
2010年度8,560冊11,106冊23,689冊
2011年度8,848冊10,912冊24,175冊
2012年度9,404冊11,138冊25,280冊
2013年度9,745冊10,971冊25,400冊
2014年度9,601冊11,874冊25,524冊
2015年度10,252冊11,929冊25,347冊
2016年度10,217冊11,916冊27,561冊
2017年度9,941冊11,985冊25,572冊
2018年度9,856冊12,585冊25,787冊
2019年度10,335冊11,579冊27,204冊
2020年度9,854冊11,259冊27,734冊

図書購入費

小学校中学校高等学校
2009年度決算52.6万円80.9万円82.5万円
2010年度決算56.3万円72.1万円84.2万円
2011年度決算57.2万円76.7万円91.3万円
2012年度決算54.0万円68.9万円80.9万円
2013年度決算52.7万円73.8万円82.0万円
2014年度決算54.5万円74.3万円86.4万円
2015年度決算49.8万円71.8万円85.4万円
2016年度決算52.6万円67.0万円73.9万円
2017年度決算48.9万円68.0万円73.4万円
2018年度決算49.8万円58.7万円80.2万円
2019年度決算47.5万円57.6万円81.3万円

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